鈴愛と律がたびたび想いを語り合った河川敷へ(糸電話、水切り遊び、喪服姿、ハグ…)| 半分、青い。のロケ地 愛知編

半分、青い。 1,742 Views

あの河川敷

ロケ地 江南緑地公園付近
所在地 愛知県江南市
写真 2018年
登場回 第4,5,20,31,44,132話


ロケぶら記
「半分、青い」で律と鈴愛が子供の頃からいつも来てた川岸があるのは愛知県江南市。目の前の大きな川は木曽川で、向こう岸の岐阜県とを分け隔てています。

水切り遊びや糸電話の実験、そして律がアメリカ赴任する時のハグ….。
あまり広くはない場所なのですが実に多くのシーンが撮影されました。

ここはまさに鈴愛と律の魂と魂が触れ合う特別な場所、この川岸のシーンはいつも素敵ですね。

私の勝手な予測ですが、最終回近くになるとまたこの場所が出て来るような気がしてなりません (笑)

さて、今回もドラマを歩いてみましょう!


まずは、この樹木の形状を記憶に留めておいて欲しいと思います。この一角には似たような木が多いのですが木の根元の部分から、根っこらしきものがムキ出しで飛び出ている木が正解ですw
鈴愛が座って漫画を読んでいた場所はこの木のすぐ右横です。
その他、大学受験を控えた2人が丸太に腰を掛けて語り合うシーンでも使用されています。
(この時、腰掛けに使っていた丸太は実際には無く、撮影用で用意されたものだと思われます。)


多くの「半分、青い。」マニア(?)もこの地で同じ事を実現させたのではないでしょうか?

第31話で、センター試験を受けることが出来ず、京大を諦めた律が川に向かって石を投げる水切りを始めたのは、本流から少し逸れた入江のようになっている箇所。

元々川の流れが速い木曽川なんですが、この回の撮影時はまた一層普段より速く感じました。この入江も渦を巻くようにうねってました。

川の下流のかなり奥にアーチ状の建物が見えますが、東海地方にお住みの方ならほとんどの方がご存知の138タワーです。タワーのある一宮(いちのみや)市とゴロを合わせてこうネーミングされました。名古屋から大阪方面に新幹線に乗ると右手側に観ることも出来ますね。


幼少時代、糸電話を実験をするために向こう岸に渡ろうとした船が泊めてあったのはこのあたり。先ほどの樹木が茂っている場所からは少し離れますが、自動車が通ったのか、轍(わだち)が出来上がっているのが目印。すぐにわかりますね。この先が渡し船ののりばです。


第4話、2人が居る所に、「金づる」として現れたブッチャーが立っていたのは緑地公園側からこの川岸に降りて来る緩やかな坂道の途中。
「よう、律~!」
「何でブッチャー…。まああかん」
「何でブッチャー? 帰る」
ここに立つと、そんなセリフが聞こえてきそうですねw


さて、視点を変えてみましょう。赤丸がロケ地となった場所。こうやってみると狭いエリア内でいろんなシーンが撮影されていたのがわかります。

隣接するレジャー施設すいとぴあ江南からは公園を歩いて横切って行く事も出来ますが、西側から堤防を超え、グラウンドを回り込むようにロケ地近くの駐車スペースまで自動車を寄せることも可能です。途中、道も整備されています。

ちなみに木曽川の向こう側は岐阜県の各務原市です。航空自衛隊の基地があり、たまに爆音とともに飛び立つ戦闘機に遭遇する事も。

ひょっとしたら本番中に轟音が鳴り響いて「はい、カットーーー!」なんてなったかもしれませんね(笑)


河川敷にはサッカーグラウンドや野球場、堤防にはジョギングやサイクリングのコースも整備されていて、まさしく市民の憩いの場。隣接する「すいとぴあ江南」にはテニスコートや宿泊施設もあります。

車では小牧ICから約30分(広い無料駐車場あり)、鉄道経由では名鉄江南駅から「すいとぴあ江南」行きのバスが出ています。


(半分、青い。の全放送を終了した時の主役•永野芽郁さんのツイート。一番の思い出のシーンなのでしょうか?この場所の写真をアップされていました。)

半分、青い。

[作品情報] 半分、青い。 放送年 2018年 (前期) 概要 失敗を恐れないヒロイン鈴愛(すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明をなしとげていく。舞台は岐阜県と東京。 キャスト  楡野鈴愛(永野芽郁) 楡野晴(松雪泰子) 楡野宇太郎(滝藤賢一) 萩尾律(佐藤健) 萩尾和子(原田知世)ほか 音楽  菅野祐悟