【あの夏いちばん静かな海ロケ地 千葉編】平成初期の名作の舞台を平成最後の夏(27年後)に訪れる。part2
あの夏、いちばん静かな海。
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北野武監督の第3作目「あの夏、いちばん静かな海。」のロケ地巡り。今回は第2弾で千葉編です。
市街地でも多くの撮影を行った横須賀と違い、海と山に囲まれた千葉県の南部の小さな町、千倉町を舞台にで撮影が行われたようです。
フェリーを降りてからは一転、時間がゆっくり進むかのようなまた対称的な雰囲気も味わえると思います。
千葉県の魅力の1つはなんといっても海。
特に館山から和田まで房総半島の海岸に47km続く「房総フラワーライン」沿いには有名なサーフスポットが点在し、その周辺にはカフェやペンション、民宿も充実している。
外房の海はサーファー達のパラダイス。通年、いい波が立つ事で知られる。2020年の東京オリンピック・パラリンピックのサーフィンの会場となることもあっていま千葉は盛り上がっています。
「あの夏、いちばん静かな海。」の撮影が行われた千倉の海もそのスポットの一つに挙げられるほどで、実際に多くの大会が開催されています。
ストーリー的には、サーフボードをゴミ収集所で拾ったことからサーフィンの魅力に取り憑かれていった茂(真木蔵人)が練習の成果を発揮させるため知り合いの勧めもあり、千葉で行われるサーフィンの大会に出場する運びとなった、という流れです。
鉄道やバスはこの辺まで来てしまうと頻繁に走っているわけでなく、やはり自動車での旅がメインとなる。フラワーラインに沿う形でロケ地が点在しています。
房総フラワーラインは『日本の道100選』にも選ばれているほどで、景観も楽しめる。
看板
あの夏、いちばん静かな海
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