【アウトレイジ のロケ地名古屋編】キタノ組がついに名古屋上陸!国家機関の威圧感を出すために使われたのはあの荘厳な建築物

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これまで神戸や茨城での撮影が多かったアウトレイジですが、第2作目「アウトレイジビヨンド」では初めて名古屋が登場します。この流れは2015年の作品「龍三と7人の子分たち」につづき、2017年の「アウトレイジ最終章」にも引き継がれ、名古屋やその周辺地域のロケ地としての魅力が高まっているようです。今後の作品にも期待したいですね。

1. 名古屋市役所は「国土交通省」の玄関口として


アウトレイジビヨンドの序盤、国交省の要人が慌ただしく駆け上がって行ったあの大きな玄関は実は名古屋市役所の正面玄関。

名古屋市役所は上部に和風の屋根を乗せた帝冠建築で、ほかの都道府県庁舎にはあまりみられない洋風建築のユニークな建物。映画の中で「国土交通省」と書かれた大きな看板をかかげた玄関口もこのようにどっしりとした感じがして、いかにも国家の権威を象徴しているかのようですね。

玄関口を入ってから登って行く階段や、山王会若頭に抜擢された石原(加瀬亮)が待っていた部屋も市役所内でロケされたそうです。

2. 大友が取り調べを受けた「警視庁」は愛知県自治センター


こちらは「アウトレイジ最終章」で大友(ビートたけし)が取り調べの途中釈放され出てきた場所。名古屋市役所の近く、同じ官庁街にある愛知県自治センターはその「警視庁」の建物として撮影されました。ここに車で迎えに来た李(白竜)と遭遇します。

ここがロケ地として使用された理由は実際にある警視庁と建物が似ていたからだそうです。ということでちょっと比べてみましょう!

※写真:電広堂さんより引用。
こちらが実際の東京の警視庁。微妙なとこですが上下階の間や柱の間隔などは少し似てますね!

ちなみに愛知県自治センターが使用されたのは外観のみ。内部のシーンはというと、こちらは遠く離れた栃木県庁舎本館の観光交流課の一室でロケされたそうです。

今回旅した場所はあの名古屋城からもすぐ近く!観光旅行のついでに立ち寄ってみてはいかがせしょうか。

 

 

参考サイト
【ようこそ名古屋へ】名古屋でロケが行われ2017年に公開された話題の映画3作品!
栃木県フィルムコミッション

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アウトレイジ。 (2020) アウトレイジビヨンド(2012) アウトレイジ最終章(2017) ()内は製作年 概要 北野作品で唯一の三部作。ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる物語。 キャスト  大友(ビートたけし) 水野(椎名桔平) 村瀬(石橋蓮司) 飯塚(塚本高史) 関内(北村総一朗) 池元(國村隼) 小沢(杉本哲太)ほか 音楽  鈴木 慶一