【アウトレイジのロケ地茨城編2】巨大な風車がならぶ海岸道路
アウトレイジシリーズ
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愛車と行きたいアウトレイジ スポットNo1
北野武監督のバイオレンスムービー「アウトレイジ 」シリーズでは毎回ユニークな殺害方法も見どころのひとつ。中でも第1作目(2010年公開)では、水野(椎名桔平)が頭に布の袋を被せられ首にロープを巻かれたまま車外へ放り出される、というなんとも残酷なもの。
このシーンの背景にもあった、あのいくつもの風車が並ぶ工業地帯。予告編でも出てきて印象には残っていた。これまでアウトレイジは神戸で多くの撮影をしてきたので、阪神工業地帯のどこかであろうと思っていたが実際にあるのは茨城県の神栖市。鹿島臨海工業地帯にある海岸道路が撮影場所となったようです。
神栖市・南海浜地区内道路
夕陽をあびる水野の殺害現場・ウインド・パワーかみす第2洋上発電所付近
茨城県の東南端に位置する神栖市。一年中安定して強い風が吹くことから風力発電がさかんです。
海岸沿いにある南海浜地区内道路は約3.5kmほどの長い直線道路。ざっと見渡した感じ15基ほどの発電用の風車を確認できました。1基あたり高さは60m、プロペラの幅は38mもあるそうです。
水野が殺害されたのはちょうど鹿島石油の大きな貯油タンクが並んでいる付近にある鉄塔の下。映画撮影当時はまだ建ってませんでしたが、岸壁側には現在いくつか風車がならんでいます(ウインド・パワーかみす第2洋上発電所)。
そしてコンクリートの岸壁にはこのように等間隔にアートが施してあります。「神栖1000人画廊」といわれる観光スポットだそうで、市民の手によって描かれているそうです。残念なこと全体的に壁面は黒ずんでかなり汚れています。2011年の東日本大震災の津波の影響を受けたせいだと思われます。
今回旅した場所
①アウトレイジ・風車の見える海岸道路(茨城県神栖市)
①アウトレイジ・風車の見える海岸道路(茨城県神栖市)
看板
参考サイト
波崎ウィンドファーム・ウィンドパワーかみす洋上風力発電所←神栖の風車についてちょっと物知りになれます